ゼロパーティデータとは、好み、サイズ、購入理由など、顧客が意図して提供してくれる情報です。オンラインストアは、クイズ、登録時の質問、配信設定ページ、購入後アンケートで集め、各顧客により関連性の高いメッセージを送るために使えます。
行動からは、その人が何をしたのかがわかります。ゼロパーティデータからは、その人が何を望んでいるのかがわかり、それはたいてい自社がこれまで推測してきたことです。回答を使って初めて成果につながるので、実際に活用する内容だけを尋ねましょう。
ゼロパーティ、ファーストパーティ、サードパーティのデータの違いは何ですか?
| 種類 | 入手元 | 例 | 信頼性 |
|---|---|---|---|
| ゼロパーティ | 顧客が意図して教えてくれる | クイズの回答、肌質、ギフトか自分用か、好きな話題 | 直接の情報。ただし好みは変わる |
| ファーストパーティ | 自社のチャネルで観察する | 注文、閲覧ページ、メールのクリック | 強い。理由ではなく行動を示す |
| サードパーティ | 他者が購入または収集したもの | データブローカーのオーディエンスセグメント | ばらつきがあり、プライバシーの懸念もある |
オンラインストアのゼロパーティデータの例は何ですか?
- 商品クイズ:「肌質はどのタイプですか?」という質問から、おすすめとセグメントにつながります。
- 登録フォームの質問:「メンズ、レディース、キッズのどれをお探しですか?」でウェルカムシリーズを調整できます。
- 配信設定ページ:顧客が話題、言語、受け取る頻度を選びます。
- 購入後アンケート:「当店をどこで知りましたか?」「どなたのためのご購入ですか?」は、マーケティングとその後のメッセージの両方を改善します。
- 誕生日と記念日:プレゼントと引き換えに、顧客に日付を登録してもらいます。
- 補充の希望:「1袋はふつうどのくらいもちますか?」でリマインダーのタイミングを決められます。
- 返信で答えるSMS:「コーヒーは1、紅茶は2と返信してください。」これは、人かシステムが回答を記録する場合にだけ機能します。
回答してもらうにはどうすればよいですか?
- おすすめ、コード、よりよいメールなど、すぐに何かをお返しします。
- 自然な場面で、一度に1問だけ尋ねます。購入の直後など、合う場所に質問を置きましょう。
- なぜ尋ねるのかを、わかりやすい言葉で伝えます。
- 回答は任意にし、健康状態など不要な機微情報は尋ねません。
- 結果を見せます。紅茶が好きだと答えた人には、コーヒーのメールを送るのをやめましょう。
メールとSMSではどう使いますか?
| 顧客が教えてくれたこと | 使い方 |
|---|---|
| キッズ向けの買い物 | キッズ向けのウェルカムフローと新学期のキャンペーンを別に送る |
| 肌質:敏感肌 | ウェルカムメールで低刺激の商品を紹介する |
| ギフトとして購入 | 再注文のリマインダーを省き、翌年にギフトのリマインダーを送る |
| 月1回のメールを希望 | 送信の少ないスケジュールにする |
| ポッドキャストで知った | マーケティング費の判断に反映する |
尋ねる価値のある質問はどれですか?
| 業種 | よい質問 | 変わること |
|---|---|---|
| コーヒー | 豆のままですか、挽いたものですか? | 紹介する商品 |
| スキンケア | 主なお悩みは大まかにどんなことですか? | 提案するお手入れ方法。医療に関する詳細は避ける |
| ペット用品 | 犬、猫、それとも両方ですか? | 届けるメール |
| アパレル | ふだん購入するサイズはどれですか? | 再入荷通知と新着商品 |
| ギフト | どなたへの贈り物ですか? | 送るギフトガイド |
質問を加える前に、考えられる回答ごとに何をするのかを書き出しましょう。回答によって変わるメールやページが1つもないなら、尋ねないでください。
購入後アンケートはどう運用すべきですか?
- サンクスページに、または注文直後のメールに質問を1つ入れます。
- 「当店をどこで知りましたか?」から始め、短い選択肢と「その他」を用意します。
- 「どなたのためのご購入ですか?」のように、何かが変わる場合にだけ2問目を加えます。
- 回答を顧客の記録に保存し、セグメントに使えるようにします。
- 結果を毎月見直し、広告レポートが示す内容と比べます。
避けるべき失敗は何ですか?
- 同じ質問を2回尋ねること。もう一度尋ねる前に記録を確認しましょう。
- 尋ねておいて回答を無視すること。紅茶と答えた顧客は、コーヒーの販促を望んでいません。
- 気軽なクイズで機微性の高い質問をすること。
- 回答を古いまま放置すること。簡単に更新できる方法を用意し、まだ重要なら年1回尋ね直しましょう。
プライバシーと同意についてはどうですか?
顧客が自ら提供したデータでも、伝えた目的のとおりに使われることを顧客は期待しています。フォームで目的を説明し、プライバシーポリシーを最新に保ち、回答を変更または削除できるようにしましょう。健康や子どものデータなどの機微なデータには特別な注意が必要で、GDPRなどの法律では追加の要件があります。これは法的な助言ではないので、自社のプログラムについては弁護士に相談してください。
SmartyTapで顧客の回答を使う
SmartyTapのフォームとオーディエンスデータは、顧客が教えてくれたことを、注文、定期購入、ロイヤルティと並べて1つの顧客記録に保存します。セグメントとフローでこれを使って誰に何を届けるかを選べます。言語とマーケティングの選択は配信設定ページが扱います。関連記事:メールセグメントの例、メールリストの作り方。用語集:ゼロパーティデータ、ファーストパーティデータ。
よくある質問
ゼロパーティデータとは何ですか?
好み、関心、購入理由など、顧客が意図して共有してくれる情報です。通常はクイズ、フォーム、アンケートから集まります。
ゼロパーティデータとファーストパーティデータはどう違いますか?
ファーストパーティデータは、注文やクリックなど、自社が観察するものです。ゼロパーティデータは、何をなぜ探しているのかなど、顧客が直接教えてくれるものです。
ゼロパーティデータはどう集めますか?
商品クイズ、登録フォームの質問、配信設定ページ、短い購入後アンケートを使います。役立つものをお返しし、使うことだけを尋ねましょう。
ゼロパーティデータは正確ですか?
ゼロパーティデータは直接の情報ですが、人は変わりますし、気軽に答えることもあります。実際の購入やクリックと合わせて使い、回答を更新できるようにしましょう。
著者
Claire Mitchell
ライフサイクルマーケティング担当ライター、Chargezen
Claire Mitchellは、ライフサイクルマーケティング、顧客エンゲージメント、そして顧客維持におけるAIの役割の高まりについて執筆しています。企業がメール、SMS、メッセージングプラットフォーム、行動データを活用し、カスタマージャーニー全体でより的確な顧客体験を届ける方法を探っています。マーケティングの自動化、インテリジェントなセグメンテーション、パーソナライズされたキャンペーン、そしてブランドがリピート購入と顧客生涯価値(LTV)を高めるための戦略を中心に取り上げています。
